鎌倉新聞開局のご挨拶 2018.1.19
こんにちは!(正確には2018年1月19日2時なのでこんばんは!)
本日1月19日2時、鎌倉新聞が開局しました〜〜!
なぜ1月19日2時かというと、源頼朝が征夷大将軍となり鎌倉幕府を設立した1192年にちなんでいます。
(最近は1185年説もあるらしい
鎌倉新聞は一言で言うと鎌倉に特化した地域密着型ウェブマガジンです。
鎌倉に住んでいる人働いている人を1人1人、1件1件丁寧に取材し、観光ガイドやまとめサイトには載っていない鎌倉の粋な情報を発信していく予定です。
鎌倉新聞を始めたきっかけ
編集長自身、鎌倉に移住してまだ1年ほどの新参者ですが、ウェブには「鎌倉のオススメ観光スポット◯◯選!」というような記事ばかりで、鎌倉を深く取材されていて深く知ることができるメディアが無く、なかなか鎌倉の魅力が分からず1年が過ぎていて困っていました。
そんな中、趣味の1つであるYouTubeを見ているとホリエモンチャンネルに恵比寿新聞の髙橋編集長が出演されていて、
- 半径2km以内を深く取材している
- 個人経営の店にフォーカスして取材している
- 自分が好きなものだけを取り上げて広告に頼らない
と仰っていたのを見て、「これこれ、こういうのが欲しい!!」と頷きながら見ていました。
そこで自分は「自分が知る限り、鎌倉にはこのようなメディアがまだ無いから自分が作るか!」と思い立って髙橋編集長のもとに行き「鎌倉新聞やらせてください!」とお願いしたのが始まりです。
鎌倉新聞のコンセプト
鎌倉には魅力がたくさんあると感じています。
- 海・山・寺をはじめとした様々な文化的資産が交差している
- たくさんのオシャレかつ美味しいお店が存在する
- 先進的な方々が多く住んでいる・働いている
などなど、この他にも自分が「鎌倉新聞やります!」と周りに発信していくと、様々な方が鎌倉の良いところを教えてくださって知っていくうちにどんどん魅了されていっています。
一方で様々な課題もお伺いすることができました。
例えば観光の方々に来ていただけるは嬉しいんだけどその時だけの関係で深い話が出来ずに終わってしまう、ということだったり、
材木座海岸や坂ノ下海岸には漁港が無いため、そもそも漁が行われていることが意外と知られていなかったり、
漁港が無いため、船を港に置いておくことが出来ず漁を行う度に毎回海岸の上の方から海まで手動で船を運んでいることが知られていなかったり、
2017年10月の台風で浜小屋が半壊して漁に支障が出たが報道されていなかったり、
ある神社では神輿の担ぎ手が減っているけどなかなか新しい担ぎ手が出てこないということだったり。
これらの選挙の争点にならないけど重要な課題も見えてきました。
なので、鎌倉新聞は一見気づきにくい鎌倉の魅力の発信し、かつ課題を解決、というよりはまずそこにあるすき間を埋めていくことで鎌倉に携わる人々が繋がれるきっかけとなるメディアになれたらいいなあ、と思っています。
例えば、あるお店を取材した記事の中にオーナーさんの出身やこのお店を創るまでの人生などが書いてあって、その記事をきっかけに会話が生まれるような。
かっこよくまとめると、住んでいる・働いている人の顔が見えるメディア=人アーカイブ型のメディアにしていきたいと思っています。
それではよろしくお願いします。第一回目に取材した記事は1/20(土)6:00リリース予定です。
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鎌倉新聞 編集部
編集長
本田耕一朗
